アートセラピーって何ですか?


そもそも何故アートセラピーが有効なのでしょうか???

絵は描いた人の心(潜在意識)を映し出すというのをご存じでしょうか?
カラーセラピーとも花セラピーとも通じているのですが、
使う色・使う画材・描いたシンボル・そのタッチ・・・・・

全てに意味があります。
絵を描くこと・色を塗ることで自分の感情を吐き出すことが出来ますし、それがココロのデトックスにもなり、スッキリと軽やかになるのです。

ココロがスッキリとして初めて右脳が刺激され、創作意欲が湧き、 本来の能力がすんなりと発揮されていきます。

ですから、子どもがどんな事に興味を持っているのか?
どんな事が得意なのか?という事も
通い続けているうちに見えてくるのです。

また、成長するにつれ生じる本来の自分と社会的な仮面を被った自分のギャップを知ることで、
コミュニケーション力が向上したり、逆に陥りやすい心の傾向なども見えて来ます。


創作活動を通して素の自分になることで
新たな気づきが生まれ、未来への行動が変わってきます。


上記のメリットに加え、
まだまだ上手に自分の思いを伝えられないお子様にとってだけでなく、
保護者の方にとっても、子どもの心を見つめるという点でアートセラピーは有効です。



ただし、作品から子どもの心を全て理解できるか?と言えば、 決してそうではありません・・・。
心はそんなに単純なものではありません。

ですから、保護者の皆様と共に探っていく為に、
ご家庭での様子や、学校での様子などを伺わせて頂いております。


どんな子も「自分が好き」と、
自信を持って言える子に育って欲しいと願っています

 

創作アート教室の流れ


■ お子様には特に指示はせず、好きな画材を使って好きなようにアートワークして頂きます。   
   
基本的に未就園児以外のお子様には、保護者様は退室頂きます。
始めは指示がないと、何をしたら良いのかわからないお子さんもいますが、それは、大丈夫!
他の子を見て何かを始めるお子様もいれば、何もしないお子様もいますが、
   そこが成長段階であり、個性であるからです
   
場合によっては、こちらで声を掛けながら適宜誘導します。

■ 使用する画材について  

 
色鉛筆・クレヨン・絵具・マーカー・マジック・フェルト・モール・紙粘土・木工ブロック・折り紙・アーティフィシャルフラワー・ビーズ・塗り絵など

さまざまな画材から自分が使いたい画材を好きなように使うことが子どものエネルギー発散になりますし、
 「どんな画材を使うのか?」によって、その子の現在伸ばそうとしている力が見えてきます。

 ■ 何を作ったのか、どんな絵を描いたのか、

   どんな塗り絵をしたのか?

    
 60分程のアートワークを終え、作った作品を保護者様に説明致します。(年齢によっては40分程度)
 画材だけでなく、どんな色を好んで使ったのか、どんなシンボルを描いたのかなど、様々な角度から読み取れる情報を保護者様へお伝えしていきます。
 保護者様からは、その情報を基に、学校や自宅でのお子様の様子をお伺いします。  

 ■ 次回の予定についての確認をして終了